ギャラリー GUCHIのスケッチブック

徒然なるまま気の向くままGUCHIが行った先でスケッチします。

氷見市大境 上市町西種地区 ヒスイ海岸(富山県)

H23.9 氷見市大境


氷見市大境は石川県との県境にあり、高台からスケッチしたものです。
氷見は寒ブリで有名な所ですが、海岸から200~300mの場所に定置網を張られ、
寒ブリは12月頃に富山湾の陸沿いを回遊し、この定置網に入ります。
また、スケッチにある島は虻が島という小さな島ですが、地元の小学校では島まで
の遠泳が恒例行事になっていて、万が一のために教師や地元漁師が船で伴走しなが
ら子供達を見守り、子供達は自信をもって大人に成長していきます。
この様な環境で育った子供達は、大人になってもふるさとの有難味を忘れることは
ないと思います。


スケッチはB5鉛筆、水彩を使いました。


H25.9.29 上市町西種地区の農業体験


平成22年頃から毎年、家内と上市町西種地区の農業体験に参加しています。
5月の田植えに始まり7月の草刈り、9月の稲刈りを地元のプロの方と一緒に、我々
物好きな素人約20名ほどが共同で作業します。


作業は午前中に終わり、昼食は地元の食材を使った郷土料理。午後は、山菜取り、展望台までの散策、魚釣り等、ゆったりとした自然の中で心行くまで楽しい時間を過ごします。
稲は「はさがけ」と言う天日干しで、高額で販売されているそうですが、刈り取った
稲は1か月後に米30kgと里芋が自宅に送られてきます。
このスケッチは昼食後、西種のある中山間集落の景色を描いたものです。


H23.10.7 ヒスイ海岸


富山湾の最も東にある海岸で、新潟県に隣接している宮崎海岸で、通称ヒスイ海岸と言います。スケッチの向こう側が新潟県親不知です。
海岸は砂地ではなく砂利で、その名の通りヒスイが転がっており、自由に取ること
が出来ます。土曜・日曜日には全国から大勢の観光客がヒスイ目当てに訪れますが、
実はそんなに簡単には見つかりません。見た目がヒスイ然としている訳ではないの
で、緑っぽい石を見つけても専門家に見てもらわなければ真偽のほどはわかりませ
んが、「らしき」石を見つけると持ち帰ります。直感を信じて~


永平寺(福井県) 五箇山地方の合掌造り(富山県)

H25.11.2 永平寺
妹夫婦と一緒に山中温泉へ一泊旅行に行った帰りに、福井県永平寺に寄りました。これまでにも数回訪れたことがあるのですが、何度来ても人で一杯。
参道前の土産店や食事処も活気にあふれていて、どこかの観光地と見間違うほど。
しかし一歩、永平寺の山門をくぐりますと、思わず背筋が伸びる緊張感に包まれます。
御堂の中でも、やはり参拝者が多く、御坊さんも手慣れた対応で指示をしていらっしゃいます。歩く内に、気に入った景色の場所があり、スケッチしたものです。



H28.12.18 五箇山地方の合掌造り
合掌造りで有名なのは白川郷五箇山地方で、富山県にあるのは五箇山の方です。
ここには相倉集落(平村)と菅沼集落(上平村)の合掌集落があり、それぞれ20戸、9戸の合掌造りの建物があります。
これらは、平成6年に重要伝統的建物群保存地区(伝建地区)に、また平成7年には世界遺産に指定されています。
昔、源氏に負けた平家の落人(おちうど)が五箇山に逃げ延び、住みついたと言われ
「こきりこ踊り」「麦屋踊り」は京の都を偲んで踊ったと聞いた覚えがあります。
この様な小さな村の踊りにしては品のある舞です。
冬のある晴れた日、この合掌造りの建物をスケッチしたものです。

兼六園(石川県) 椿 越の彼岸桜

H23.10.9 兼六園


ある晴れた休日、家内と金沢へドライブに行きました。
21世紀美術館~兼六園を散策した時のスケッチで、これは兼六園のどちらかというと余り目立たない場所にある小さな茅葺の茶室建物です。
特徴的な外観であるためスケッチしました。



H28.4.3 椿


造園会社を経営している友人に自社の椿畑に連れて行ってもらい、こんなにも椿の種類があるのかと感心しました。


郊外にある椿畑には大きな枝垂桜が2、3本あり、花弁が滝のように椿畑に流れ落ちる様は感動モノでした。
帰りに椿を頂き、家に帰ってから家内が花器に飾ると、家中椿だらけになりました。
中でも、この一輪挿しが最も美しく、可憐に思いました。



H28.10.9 越の彼岸桜


今年3月にリフォームした際に、玄関脇のスペースに芝生と桜を植えました。
この桜は、工事を依頼した造園会社を経営している友人がプレゼントしてくれたもので、越の彼岸桜といいます。まだ3m程度の幼木ですが、葉はところどころ黄色や赤っぽく変色し始め、葉の散る前にスケッチしたものです。

城崎温泉(兵庫県)天橋立(京都府)立山(富山県)

H23.5.3 城崎温泉
高校時代の同級生3人とに行った時のスケッチで、橋のたもとにある「水飲み場」ならぬ「お湯のみ場」です。昔から橋のたもとは人が集まり易い空間ですが、ひときわ目
立つ存在感で、橋や塀とマッチしたデザインでした。
ベンチがあれば、誰かと話したい気分になりました。


H23.5.4 天橋立
城崎温泉に行った時、天橋立に立ち寄りました。
小さな町並みは観光客で溢れていて、お土産屋の脇に突如ケーブル乗り場が現れ、
これに乗って山頂へ向かいます。記憶は定かではありませんが、ケーブルとリフトがあって、ケーブルが混雑していたためかリフトに乗らざるを得なかったことを思い出します。高所恐怖症の身には応えます。
自然の造形美、このような不思議な景観は初めてのことでした。


H23.8.12 立山
立山に上るには、ケーブルカーとバスを乗り継いで室堂平へ行き、それから歩いて山頂を目指します。近年は、下界の暑さ逃れに室堂平にきて、みくりが池を一周して帰る人もいるようです。
実は私たちもそうでした。みくりが池を半周し、見上げた雄山山頂をスケッチしました。
因みに、立山という山は存在しなくて、通常立山と言っているのは立山連峰の一つの山である雄山を指しています。


妙高高原 新潟県 ・高岡おとぎの森公園 富山県

H27.8.10   妙高高原 新潟県
涼を求めて、新潟県の妙高高原まで足を延ばした時のスケッチです。
ユッタリとした山々の稜線は、日頃見慣れている富山の立山連峰とは違い、見る者の心まで和ませてくれます。



H27.12.11  高岡おとぎの森公園 富山県

冬のある晴れた休日に、近くにある「おとぎの森」に散歩に行きました。
既に広葉樹は落葉し、冬ざれた景色の中でひときわ存在感のある橋が目に留まりスケッチしたものです。